「発達障害=何も出来ない人」ではない

フェイスブックのタイムラインで、このような記事が流れてきた。
826のいいね!が付き、200人がシェア(記事を拡散させること)。
投稿されたのは6日前だが、膨大な数のコメントが寄せられ、今も増え続けている。
(2015年12月の投稿です)

わたしもこの記事にこうコメントした。

「発達障害=何もできない人」という先入観を壊してほしい。
言語理解は苦手でも、数字に強いなど、人それぞれ得手不得手が極端なのが発達障害。というか、障害じゃなくて個性だし。

日本では、「発達障害者=何もできない人、厄介な人、異常者」と認識している人が多い。

会社にいる、発達障害について勉強しているという自称産業カウンセラーも、本で読んだ程度の知識しかない人がゴロゴロいる。
当事者を見もせずに、「障害者なんて電話対応できないだろう」「チームの輪に入らない厄介者」と判断して解雇する。

ああ、本やネットで見た知識でしか当事者を見ないのね。
だからおたくの会社は人が次々辞めるんだよ。

アスペルガー、ADHDの人は厄介者扱いされるけど、スティーブジョブズもビルゲイツもそうだ。アインシュタインやモーツァルトもそうだと言われている。

日本人だと、ポケモンの作者 田尻智さんもアスペルガーである。

邪魔者呼ばわりされてる人が、世の中に影響を与えているのに、それでも障害者呼ばわり。
そんなことするのは日本だけだ。

発達障害と言っても程度の問題

数字を覚えるのが得意な人もいれば、苦手な人もいる。
漢字を覚えるのが得意な人もいれば、覚えるのに時間がかかる人もいる。
野球やサッカーなどのチームで行う競技に向く人もいれば、水泳や体操など、一人で行う競技に向く人もいる。

小学校のクラスを思い出してみてほしい。
勉強がさっぱりでも、スポーツ万能な人がいませんでしたか?
逆に、スポーツ苦手でも、成績はトップの人がいませんでしたか?

絵が上手な人、楽器演奏が得意な人、漢字を覚えるのが得意な人、算数が得意な人、チームをまとめるのが上手い人、目立たないけどチームを支えるのが上手い人、いろいろな人がいたでしょ。
それと同じだよ。

小学校の事例じゃあてにならないって?
例えば、書類作成など事務仕事は苦手だけど、営業成績ナンバーワンの人もいる。
どんな小さな傷も見逃さない集中力と根気で、品質管理を担当している人もいる。

その人の得意不得意を見極めて、能力を発揮できる仕事を振れば、会社にとってもメリットだよ。
事務仕事が苦手なら得意な人に任せて営業に専念させることもできる。

それを「どうせ何もできないだろう」とあっさり手放すアホな会社がなんて多いことか。
あなたの会社、黙ってても応募者が殺到するほど有名かい?
年中高い広告料払って、求人サイトに情報出してるのに、誰も応募しないんじゃない?
応募してもすぐに辞められるとかね。
そんな会社こそ、いる人を活かさなきゃね。

発達障害は一般の人よりも得意・不得意が極端なだけ

「こいつ、何もできないじゃないか」と思う人でも、あなたが知らないだけで、あなたよりもずっと上手にこなせる特技がある。場合によっては超人的な能力を発揮するよ。

発達障害は障害じゃなくて個性

発達障害は完全に治すことはできない。
でも、学習して克服することはできる。

いい加減、本やネットで、「発達障害者は○○である」というイメージで当事者を見るのをやめろ。相手を見ていれば、相手がどんな人かわかる。本やネットよりも相手を見ろ!

札幌市が作成した虎の巻を活用しよう

札幌市は発達障害者、色弱者へのサポートに力をいれている。
当事者に対してどのように接すればいいのかが書かれている。

記載されていることが、当事者に全て当てはまるわけではないのだが、「理解しろ」というだけで具体的な方法を提示しないよりも、はるかに理解ある対応だ。

発達障がい支援情報のページ/札幌市
http://www.city.sapporo.jp/shogaifukushi/hattatu/hattatu.html

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