家族関係を良くするヒントになる放送大学の授業を3つ紹介するよ

放送大学の科目で、家族関係を考えるきっかけになる科目です。
既婚か独身か、子供の有無を問わず、全ての人が聞くべき講義です。
むしろ義務教育で教えるべき!

いずれの科目も、具体的な解決方法は提示されません。
キーワードは提示されるので、自分で調べることはできます。

解決方法や最適解は、一人一人異なるためです。
自分に合った方法が答えです。

1) 発達心理学概論

人間の発達は一生続きます。
乳児期のみ、幼児期のみ、といったことはないのです。

若い時に辛い経験をしても、生きる過程で修復される場合もあります。
これを可塑性と言います
ただ、若ければ若いほど、可塑性も高い。

第12回は、結婚、夫婦関係、親子関係について言及されています。
結婚願望の有無、現在既婚が独身か、子供の有無に関わらず必聴。

結婚したから家族になる、ゴールではない。
赤の他人どうして家族を回していくのには、夫婦間のコミュニケーションが大事。
夫婦関係がうまくいかないことが子供に悪影響を与える理由が語られています。

2) 思春期・青年期の心理臨床

10代~30代後半が対象です。
第14回は、家族との関わりについて言及されています。

「家族からの影響から自由になるには、家族の影響を受けた自分を認めつつ、それとは異なる自分に希望を持つこと。」
この言葉を聞いて泣きました。

具体的な解決方法は提示されていないのですが、心理学的な解決や自立、考え方が述べられています。

子育ての前に、親育てが必要

印象に残ったのは、世代間の境界がなくなっていると言う話。
世代間境界は、健全な親子関係を築くのに必要なもの。
かつては祖父母世代、親世代、子供世代と別れていた。

だが、現代は、親世代と子世代とで境界がない。
親子vs祖父母世代で境界があるため、対立する。
それゆえに、親の子離れができていない。

親になると言うことは、子供を自立させること。
それなのに、子離れできていない親が多い。
その手の話を聞くと親に殺意を覚える。

サザエさんは理想の家族?

世代間境界の例で、サザエさんが紹介されていた。
磯野家が仲良く暮らせているのは、思春期、青年期、老年期の問題を回避できる年齢設定であるため。
もし、登場人物の年齢設定が5年後10年後であれば、家族間の衝突が絶えない。
ゆえに、あんな家族は存在しない。

中高年の心理臨床

第5回は、夫婦関係について言及されている。
夫婦カウンセリング(カップルカウンセリング)の紹介もあります。
※具体的なカウンセラー名や施設名の紹介はありません。
解決方法の一つに夫婦カウンセリングがある、という説明です。

夫婦カウンセリングでよくある相談内容も言及されています。
夫婦間のコミュニケーションを習っていないため、夫も妻もどのように会話して良いかわからない。
それを拗らせて離婚を考えたりする。

円滑なコミュニケーションの方法として、アサーションが紹介されている。

夫婦関係が破綻するのは、世代間の負の連鎖を切らずに結婚したため

コミュニケーションって習えないからね。
良くも悪くも、育った家庭のやり方を無意識に受け継いでしまう。

おそらくですが、今の50代以上の人は、親からも円滑なコミュニケーションを習えなかった人が多いと思います。

かくいうわたしも、親からも学校でも、コミュニケーションを習えませんでした。
ゆえに、働きながら独学しました。
社会に育ててもらったようなものです。

「家庭で習うでしょ!」と思われがちだけど、家庭は外部からのチェックがない閉鎖的な空間ゆえに、歪なコミュニケーションしか知らずに成長する場合がある。
自分で気づいて直したり、他者から建設的なコミュニケーションを習えれば良いのだが、そうでない場合は負の世代間連鎖を次世代につなぐ。

関係を続けるなら、プロに相談しよう

夫婦関係を続けるのなら、カウンセリングを受けたり、コミュニケーションを習ってください。
夫婦カウンセリングでは、夫婦間の円滑なコミュニケーションを習える場合もあります。
※カウンセラー次第です。
夫婦カウンセリングを受けるなら、コミュニケーションの取り方を習えるかどうかも問い合わせると良いです。

他にも家族問題や家族支援を題材にした科目もありますが、この3科目は義務教育で教えるべき。
もちろん、結婚願望がある人や子育て願望がある人、既婚者や子育て真っ最中の人も。

家族関係を見直そうとしている人、これから家族を作ろうとしている人は、ぜひ視聴してください。
2021/6/10からは、2021年10月入学の願書受付も開始します。
学生の種類を問わず、入学すると全ての授業を視聴可能です。

放送大学ホームページ:https://www.ouj.ac.jp

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