相手の何にキレたのかな?
態度?
理解度?
キレたことはまず謝る。
その上で、あなたの要望を伝えて、情報(マニュアルなど)を相手に全て渡す。
次回から一人で作業できるようになって欲しいなら、そう伝える。
「教えたことはメモとってね。次から一人で作業してね」と。
もし、相手が手順書の確認を依頼してきたら、確認してください。
自分で手順書を作っただけでも立派です。
相手の努力を認めてください。
「次回からは一人で動いてね」と言って、メモを取る人は半分くらい。
わたしの雑感で20人いたら10人くらい。
メモを取っても、自分で手順書を作る人は、もっと少ない。
わたしの雑感で、20人に1人いるかどうかです。
「キレちゃいけないってわかっているけど、キレてしまう」
うん。
かく言うわたしもそうだった。
2016年までは。
2016年、実験助手として勤めていた時のこと。
職場の同僚に「キレられて怖かった。内容が頭に入らなかった」と言われた。
謝罪した後、実験手順書を職場内に展開した。
手順書を展開後、すぐに効果が現れた。
学生や同僚が自分一人で作業できるようになった。
おんぶに抱っこではなく、自分の足で歩けるようになった。
それ以来、教えるときにキレることがなくなった。
質問はマニュアルの細かな点(スケジュールの組み方や、作業手順の解釈の確認)のみ。
これは穏やかに対応できた。
情報開示が周囲の自立につながる
教える立場なのにキレる人へ。
マニュアルを展開してください。
これだけで周りは自立します。
あなたがキレる頻度が1/5~1/10になります。
職場の人全員がわかるマニュアルでなくても良いです。
そもそも、全員がわかるマニュアルなんて作れないです。
あなたが使っているマニュアル(自作でも、代々受け継いでいるのでも良い)があれば、それを展開するだけで良いのです。
相手が質問に来るのは、その情報がないためなので。
ただ、「○はどう言うことですか?」「△の解釈で合っていますか?」と確認に来た場合は、穏やかに対応してください。
相手は情報を補完しているだけです。
あなたに迷惑をかけているわけではないのです。
マニュアルを展開し、あなたが知る情報を全て相手に提供すれば、相手は自分の足で歩き出します。
いつまでもあなたにおんぶに抱っこではないのでご安心を。
それでもおんぶに抱っこの人がいれば、叱って良いです。
「自分の足で歩け」と。
キレぐせは一朝一夕に治せませんが、マニュアルの展開ならすぐにできます。
周囲を自立されることが、あなたの負担軽減に繋がります。