素人が悩みの相談役になってはいけない

先日書いた記事「悩みはプロに相談しよう。あなたの人間関係を守るために。」の続き。
今回は、相談される側の立場を書きます。

あなたの家族や友人に、悩んでいる人はいませんか?
その人に対して「私でよければお話を聞きますよ」「気軽に相談してね」と言っていませんか?

やめてください。
あなたが相手の悩みを解決するまで寄り添う覚悟がないのなら、言わない方が身のためです。

「寄り添うからね」
「私で良ければ相談に乗ります」

わたしは何度もこの言葉を言われました。
そして、何度も裏切られました。

「もういい加減にして!うんざりよ」
「あなたの話は過激!どうしたらそんな考え方ができるの?」

だから言わんこっちゃない。
「自分から話を聞きます」という人は、すぐに根をあげる。

寄り添うって、隣に居ることではない。
傾聴って、ただ「うんうん」頷くことではない。
相手の気持ちに自分が飲まれて疲弊するのなら、相談役なんて買ってでちゃダメ。

これらの経験を経て、わたしはもはや「寄り添う」の言葉には一切期待していません。
相談相手も分けています。
○の内容ならAさん、△の内容ならBさん、など。
AさんもBさんも、その道の専門家です。

お金を払ってカウンセリングを受けているのは、2つ理由があります。
一つは、人間関係を守るため。
もう一つは、自分の言葉が否定されないため。

どれだけ過激な内容だろうと、カウンセラーや精神科医などの心理職従事者は、話を聞いて受け止めてくれます。
決して否定されません。

心理職従事者をサンドバッグにしている訳ではないです。
心理職従事者たちは人間です。

素人と大きく異なるのは、自分と他人の線引きができること、相手の感情に飲まれずに解決方法を提示できることです。
そのような学習と訓練を積んだプロです。

親だから子供をなんとかしてやりたい、友達だから支えになりたい、そんな気持ちは今すぐ捨ててください。
自分と他人の線引きができない素人が相談役になったら、あっという間に共倒れです。

それでもどうにかしてあげたいと思うのなら、すべきことはただ一つ。
相手が自分の足で歩き出せるようになるまで、遠くでそっと見守る。これだけです。

ツイッター