イライラするのは相手の背景を知ろうとしないから〜県外ナンバー狩りと発達障害とコミュニケーションに思うこと〜

県外ナンバー狩りについての私見を書いた。
その中で、他者への想像力が足りないと記述した。
自然に出てきた言葉だった。

相手の背景を知ろうとしない人が多い。
県外ナンバー狩りも発達障害もコミュニケーションも。
相手を知ること。
まずはここから。

県外ナンバー狩りについて。
県外ナンバーだからって、他県からコロナ疎開したとは限らない。
何年もその土地に住んでいるけど、ナンバーが違う人はたくさんいる。

転勤や移住で、他地域から人が来ることあるでしょう。
車のナンバーは居住地と同じでなければならないなんてルールはない。

他人の車のナンバーがどこだろうがいいだろう。
今まで全然気にしてなかったんでしょ。
スーパーの駐車場で他県ナンバーの車を見ても、見向きもしなかったんでしょ。

先が見えない不安でイライラするのはわかる。
それは誰もが同じ。
でも、他県ナンバーの人に怒りの矛先を向けるのは違う。

他県ナンバーは、他県からの避難者じゃないからね。
他県ナンバーだけど何年もその土地に住んでいる人はたくさんいる。
県外ナンバー狩りなどという独りよがりのストレス発散はやめてください。
そんなことする人は、社会的に抹殺されろ、とすら思います。

発達障害について。
これは千差万別で、人によって傾向や症状が異なる。
100人いれば、100通りの傾向がある。
十把一絡げにして「こういうものです」と言うのが無理。
にも関わらず、ネットや本では十把一絡げに説明されているので、理解が遅れてると呆れる。

当事者全員を理解しろ、配慮しろ、とは言わない。
でも、あなたの胴まわりにいる人(子供、配偶者、友人、恋人、職場の人)で、関係を良くしたいと思う人については、相手を知る必要がある。

「こんなことが苦手/得意なんだな」
「こうすればうまくいく・パニックになるんだな」
ざっくりでもいいから、相手を観察して、パターンを把握する。

「こうすれば円滑に事が運ぶ」パターンさえ見つければいい。
何もかもを、あなたが相手に配慮しなくていい。
遠慮しなくていい。
ましてや、代わりにやってあげるなど、肩代わりする必要ゼロ。
自分のことは自分でさせてください。
それが自立につながるので。

相手もあなたを困らせようと、わざとやってるんじゃないよ。
わからないんだよ。

何もできない人と誤解されがちだけど、発達障害の人だって学習能力があります。
むしろ、定型発達と言われている人以上に学習能力がある人はごまんといます。

できない、わからないのは、教わってないから。
教えればできます。
あなたが教えられない、教えたくないのなら、発達支援などの専門家から習ってください。

どうしてもイライラする、暴力を振るう(言葉も手を上げるのも暴力)なら、カウンセリングを受けてください。
あなたの心を整えるのが最優先です。

コミュニケーションについて。
これも、相手のことを知るのが第一歩。
どのような伝え方なら伝わるか(絵で覚えるタイプ?字で覚えるタイプ?音で覚えるタイプ?)どんな言い回しなら角が立たないか、を知る。
これさえクリアすれば、あとのコミュニケーションは円滑に進む。

余談ですが、実験助手として勤務していた頃、学生から質問があれば、図に描いて説明していました。
言葉だけで伝えるのが苦手だったのです。今もだけど。
図を描きながら説明していました。

県外ナンバー狩りも、発達障害を叩く人も、コミュニケーションがうまくいかないと嘆く人も、相手の背景を知ろうとしないのが原因。
相手を知る。
まずはここから。

相手の背景を知るように努めてからコミュニケーションが上手く廻り出した道景写真家
夏澄

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