飲み会で「気遣っているんだぞ」と言ったあなたへ

飲み会でつまらなそうにしている参加者に、こう言ったことはありませんか?
「お前に気遣っているんだぞ!」

それ、気遣いではないよ。
ただの八つ当たり。

あなたは何が不満なのかな。
飲み会で場を円滑にしたいから、不機嫌な人に言ったのかな?
そんなこと言ったら、相手はますます不機嫌になっちゃうよ。

注意するなら、穏やかに言えばいい。
1対1で。
「君が不機嫌だと、せっかくの楽しい雰囲気がダメになる。
周りの人は、君の機嫌を取るためにいるのではない。
自分の機嫌は自分で取りなさい。」と。

店内で話すのが難しいなら、店の外で当事者と話し合えばいい。
それか、自分がクールダウンを取る。

そして、不機嫌の理由も聞く。
「あの人と話したいのに、話せない」
「誰も自分に注目してくれない」
「○さんの説教がうざい」
穏やかに注意すれば、相手も、仏頂面の理由を答えてくれるよ、たぶん。
あなたとその人との関係によるけど。

「気遣っているんだぞ!」なんて言った、あんたが一番気遣ってない。
たとえ気遣っていることが事実でも、ぶちキレたらアウト。
「気遣いのできない人間です」と、露呈しているようなもの。

外に出るなら、不機嫌さんの料理は残しておくように他の人に伝えてね。
それが叶わなければ、お酒1杯、デザート1品でもいいので、ご馳走してあげて。
あんたのせいで離席したんだからね。
「気遣ってやってるんだぞ!」と言うのなら、そのくらいしないと、示しがつかないよ。

「気遣っているんだぞ!」と自分でいう人ほど、気遣いができません。
せっかくの楽しい場所をぶち壊したのは、あなたですよ。
伝えるなら、本人だけにそっと伝えてあげてね。
これが気遣いです。

自称「気遣いのできる人」が嫌いな道景写真家
夏澄

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