立つ鳥を気持ちよく送り出してください。
決して、立つ鳥の跡を濁さないで。
ここでいう濁すは、邪魔の意味。
最後に不満をぶちまけたり、それまでの良好な関係を粉々にする言動はNG。
送り出すなら気持ちよく送り出す。
それができないなら、必要以上に関わらない。
大して仲良くなかったのに、最後だけさも仲良しの振る舞いもダメ。
相手は見抜いていますよ。
「こいつ、最後だけ友情ごっこかよ」ってね。
仕事なら、業務上必要なことは相手が居るうちに全て聞いて。
たとえ連絡先を知っていても、「ロッカーの鍵はどう発注すればいいですか?」「パワーポイントのファイルを送ってください」などとスカタンのバカチンなことはしないように。
過去、連絡がありましたが、気分悪かったです。
立つ鳥は次のステージに気持ちが向いています。
それに水を差す行為は厳禁。
すでに次のステージに旅立ってしまっていたら?
前の巣のことなんてとっくに忘れているよ。
もし、立つ鳥が戻ってきたら、気持ちよく迎え入れてあげればいい。
良好な関係だったのならば、また良い関係が築けます。
「立つ鳥跡を濁さず」と言いますが、残る鳥も跡を濁さないように。
別れ際も美しくありたい道景写真家
夏澄