教える側が言ってはいけない言葉3つ

仕事で新人や若手に指導する人もいるかと思います。
教える時、以下の言葉を発していませんか?
それ、逆効果です。
いますぐやめてください。

1) やる気がないなら帰れ

禁句ナンバーワン。
どんな意図があって発しているかは知らんが、絶対ダメ。

あなたは新人にどうして欲しいの?
帰って欲しければ、「今日はもう帰りなさい」で伝わります。

やる気を試しているのなら、それは無駄。
人の気持ちを試すなんて、下品以外の何でもない。
新人が帰ったら「なぜ帰るんだ!」とキレるんでしょ。

そんな上司、先輩なんて、嫌われるだけです。
今後、何を言っても伝わりませんよ。

信頼関係を築く初動で、この言葉を発したら、あなたは確実に孤立します。

2) 1回で覚えて

これも今はNGです。
恥ずかしい話ですが、学生時代、わたしも同じことを後輩に言っていました。
「1回で覚えて」「何度も聞かれて迷惑」ときつい口調で。
同じことを聞かれたら、「また迷惑かけにきたのか」とキレていました。

その後、マニュアルを作成して相手に渡すことで、瑣末な質問をされることは減らせました。

「わからなければマニュアルを読んでください。
それでもわからない場合のみ聞いてください。
聞くなら、何がわからないかを明確にしてから聞いてください」と伝えました。
これだけでも、瑣末な質問は減りました。
感覚としては、100が20くらいになった印象です。

2020年現在、仕事のやり方やコミュニケーション法を学んで、この言葉は一切言わなくなりました。

今、若手を指導する立場なら、こう言います。
「わからなければ、何度も聞いてください。
でも、ノートも取らない、覚えようとしないのに、同じことを何度も聞くのはNGです」と。

3) そんなことも知らないの?

これも言ってはいけない言葉。
信頼関係を築く以前に、亀裂が入ります。
新人を萎縮させる言葉です。

代わりに、以下のように聞いてください。
「◎の説明はありましたか?」
「△は習いましたか?」

これなら、相手も答えやすいです。
「習った/習っていない」「聞いた/聞いてない」と、すぐに答えが返ってきます。
知らない、わからない、と答えるのに抵抗を示す人は一定数いるのでね。

相手が知らないのであれば、教えれば良いです。
知らない、習っていないは、新人の所為ではないのです。

以上、教える側が発してはいけない言葉3つでした。
きつい言葉を使わなくても、相手に伝える方法はたくさんあります。
お互いが穏やかでいられる言葉を使って指導しましょう。

伝え方の研究を続ける道景写真家
夏澄

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