言葉は思考の一番外側

『人は見た目が9割』『人は見た目が100%』と言う内容の本がある。
『人は見た目が100%』はドラマ化もされた。

人が人を判断するときの最初の情報が見た目だ。

決して、絶世の美男、美女であれと言う意味ではない。
高級ブランドの服やバッグを身につけろと言うわけでもない。
身なりが整っている、清潔感がある、明るいと言った、ポジティブな印象を与えないとマイナスになるよという意味だ。

身なりが整っていない、不潔そうなら、どんなに優れた人でもマイナスイメージになってしまう。

では、言葉はどうか。

横柄な態度を取ったり、相手を傷つける言い方をして、「本気で言ったんじゃない」「表現が不器用なものですから」「言い方を知らなかった」なんて言い訳していないだろうか。

そんな言い訳しても誰も納得しない。
それどころか、あなたの心証を悪くするだけだ。
横柄で、人を傷つける、時代遅れのコミュニケーションしか取れない人だ、と。
まとめると、コミュニケーション能力が欠落した人認定されます。

慌てて人に好かれる話し方の本を読んだり、セミナーで話し方の訓練をしても、あなたのマイナスイメージは払拭できない。

なぜか。

既にマイナスのレッテルを貼られたあなたが、話し方を変えたり、小手先のコミュニケーションノウハウを学んだところで、あなたの印象はマイナスのままだからだ。

「俺はあの時と接し方を変えたんだぞ」
「言い回しを覚えて、穏やかに話すようにしているのに、誰も努力を認めてくれない」なんて言っても無駄。

全部、普段の態度や言葉遣いで評価が決まるのです。
過去にひどい態度を取っていれば、それがあなたの評価となるのです。

言葉は思考の一番外側。
相手が何を意図してその言葉を発したのか、何を伝えたかったのかなど、いちいち真意を知ろうとする人はいません。
そんな余裕は、誰にもないからです。

「なぜ汲み取ろうとしないんだ!」とキレる前に考えてみて。
なぜ伝わらない言葉を使ったのか?
伝わる言葉で伝えれば、無駄な衝突をせずに済んだのに。

真意を汲み取ろうと努めるのは、子供(自身の子供)が発した言葉だけではないでしょうか。
特に、子供は語彙が乏しいため、的確な伝え方ができない場合がある。
だからこそ、寄り添って、何を伝えたいかを理解してほしいと思う。

だが、成人した人間同士のコミュニケーションで、「察してくれよ」はもう通用しない。

言葉は思考の一番外側。
伝わる表現を使わないと、誰にも届きませんよ。

言葉で苦労してきたので表現には慎重な道景写真家
夏澄

ツイッター