円山動物園よ!ゾウの前にサルのスペースを広げるべし!

マレーグマの死を受けて、円山動物園に批難の声が上がっている。

札幌市長が改善勧告を出したり、立ち入り検査を行うなど、全国でも例を見ない取り組みが展開されている。

わたしは1ヶ月に1度は、円山動物園に足を運んでいる。

円山動物園が、動物を虐待したり、劣悪な環境で動物を飼育しているとは思えない。

猿を除いては。

モンキーハウスにいる外来種の猿と類人猿館にいるシロテテナガザルの場所は、どう考えても狭すぎる。

モンキーハウスはアパート状の建物なので、どうしても一つ一つの部屋が狭いのは仕方がないが、屋外の展示場を広くすることはできないだろうか。

横幅を広げることは無理でも、奥行きを作ることで、狭さは解消できる。

現在のモンキーハウス。昭和59年(1984年)に造られた。

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モンキーハウス。

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来園者に「餌をくれ」と手を出すフサオマキザル。

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不安げに天井を見つめるブラッザグェノン。
天井は採光できる造りになっているが、明るさがないように思う。

シロテテナガザルはオランウータンの隣に展示されている。

しかし、屋外といっても檻があり、芝生の上を歩くことはできない。

狭い場所に2頭同居しているので、雲梯ですれ違うときは窮屈そうだ。

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展示場にいるシロテテナガザル。

九十九島動植物園森きらら(長崎県)では、高さ13m、全長56mの巨大雲梯がある。

雲梯の下は芝生が広がっており、フクロテナガザルとワオキツネザルとが一緒にいる姿が見られる。広い場所に、複数の種類の動物を一緒に展示する生態展示をしている。

そこまで巨大な雲梯を作ることは無理だとしても、広い屋外に出してやるべきだ。

せめて、屋内と屋外を自由に行き来できる作りにして、雲梯を伸ばす方が、動物にとっても客にとっても良い。
現在、どの動物もおらず、雑草が伸び放題のスペースが隣にあるのだが、そこに移動することも無理なのだろうか。

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雑草のスペース。
ミニトマトはプランターでも育つのだから、シロテテナガザルのスペースにしてやれないのか。

アフリカゾーンがこの秋にオープンするので、旧展示場にいる動物は新施設に移動する。

移動した動物が使っていた場所を、サルの展示場として使えないだろうか。

例えば、ペリカンはアフリカゾーンに移動することが決まっている。

ペリカンの展示場は、高さが10m以上あるので、高所で活動するサルにはうってつけの場所だ。

ニホンザルに猿山があるのだから、外来種のサルにも、猿山に相当する場所を提供すべきだ。

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