「星空を撮るのは難しそう・・・」と思っていませんか?
確かに、星空の撮影は日中の撮影とは異なる部分があります。
ですが、コツさえつかめば簡単です。
初心者が星空を撮影する手順をまとめました。
1)はカメラ設定、2)〜4)はテスト、5)以降が本番撮影の手順を記しています。
1) カメラ設定
MF にする。
長時間のノイズリダクションOFF
ISOは上限1600or3200にする。
意図的にノイズを入れるなら6400でもいいが、そうでない場合はノイズが発生する。
1600ならノイズはそれほどない。
2) ライブビュー画面で星にピントを合わせる
撮影モードはAモードで合わせて、Aモードの条件をMモードに反映。
一番明るい星にピントを合わせる。
暗い星もライブビュー画面に映り込んだら、そこがピントがあっている。
3) 星が止まって写る秒数で撮影。1枚でOK。
4) ピントが合っているか、星が止まっているか確認。
ブレていたらシャッタースピードを速くしよう。
ピントが合っていなければピント合わせからやり直し。
5) OKなら、Mモードに切り替え
2)〜4)でテストしたAモードのF値とシャッタースピード、ISOに設定して撮影。
6) ぐるぐる回すなら、5)の条件でインターバルタイマーを使う
シャッタースピードを5)の条件にする。
撮影回数は任意。たくさん回すなら回数制限なし。
時計を見て、タイマーOFFの時間を決める。
写真は以下の条件で撮影した。
シャッタースピード8秒で、100枚撮影。
8秒/回X100回=800秒。
800秒/60秒=13.33分
以上が星空撮影の流れです。
回す時間が長ければ長いほど、たくさんの星を回すことが出来ますよ。
星をたくさん回したい道景写真家
夏澄
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