観察力がつくから。
人間関係が上手くいかない人のほとんどは、観察力がない。
相手のことを全くと言っていいほど見ていない。
全部俺が正しいという接し方、物言いだから、反発を生む。
そりゃ、あんたのモノサシで相手を見てたら、衝突するよ。
そう言う人に限って、「俺は相手を理解している」と言うものだから、始末に負えない。
そんなあなたは動物の写真を撮りなさい。
イヌやネコを飼っているならイヌやネコを。
野良イヌや野良ネコでもいい。
イヌやネコは噛まれそうで怖いのなら、動物園に行って好きな動物を撮ればいい。
ホッキョクグマ、シンリンオオカミ、ライオン、キリン、ゾウ、レッサーパンダなど、多種多様な動物がいる。
お気に入りの動物だけを撮影してもいいし、動物の種類にこだわらず撮影してもいい。
水族館もいい。
暗所なので動物園の撮影より難しいけど、水と光が作り出す幻想的な写真が撮れる。
イルカ、アザラシ、ペンギン、サメ、クマノミ、クラゲなど、こちらも多様な動物がいる。
チンアナゴやニシキアナゴといった、可愛らしい動物もいる。
動物園や水族館で撮影するなんて楽勝でしょ!と思うあなた。
甘い。
なぜか。
動物はこちらの思う通りには動かないからだ。
「せっかくレッサーパンダを撮りに行ったのに寝てた」
「イルカショーを撮りたいけど動きがわからなくて撮れない」
レッサーパンダは夜行性の動物だから、夕方から活動が活発になる。
狙うとしたら午前中餌の時間か、夕方。
オオカミ、カンガルーも夜行性の動物なので、夕方から動きが活発になる。
イルカショーは動きを把握してないと撮影が難しい。
ショーは1日に2~3回開催されるので、何度か見て動きを把握するのがコツ。
近くに動物園、水族館がある、そこに行くのが好きなら、年パスを買って毎週でも毎月でも行って撮影するといい。
野良ネコも同様。
しつこく追いかけまわすと逃げるよ。
「シャー」と牙を見せることもある。
コツは、猫の目線で撮影すること、目を閉じて接近すること。
尻尾の付け根を触ると良い。
いきなり頭や胴体をなでなでしないようにね。
良い写真を撮りたいと思ったら、動物の習性を知る必要がある。
動物は言葉を話せないから、こちらが観察して行動パターンを把握する。
人間関係も同じ。
相手の行動パターン、思考パターンを知ることが、円滑な人間関係構築の近道ですよ。
人間観察も好きな道景写真家
夏澄