興味を持つということは、わずかな違いがわかること

野良猫の撮影にはまっている。

それまでは猫には興味がなかったが、2月に涸沼に行って野良猫を撮影して以来、猫を見かけるとカメラを向けるようになった。

猫は1匹1匹顔が違う。
模様も。

茶虎、サバトラ、サバ白、三毛猫、ハチ割れなど、体の色や模様によって種類が異なる。
猫の撮影をするようになってから、猫の種類を覚え始めた。

性格も異なる。
人間でも性格が異なるのだから、猫でも当然だろうけど。
懐っこいのもいれば、不機嫌そうなのもいるし、呑気か!っていうのもいる。

9月に涸沼で撮影したハチワレは、クールな子でした。
対照的に、シロはいつでもどこでも寝られるタイプです。

飲み会で水族館の話題になった。
学生時代に彼女とデートで水族館に行ったものの、全然楽しくなかったとのこと。

聞けば、彼は魚に興味がないという。
何を見ても、「魚」としか思えないとのこと。

クマノミを見ても、ナンヨウハギを見ても、サメを見ても、イワシを見ても、魚としか思えん、と。
イルカはイルカ、アザラシはアザラシ、ペンギンはペンギンと認識するとのこと。

うーん。
興味がないってこういうことなのかなと。

全部同じに見える、もしくは、わずかな違いがわからない、知ろうとしないということかと。

わたしは魚が好きで(苦手なのもいるけどね)、よく水族館に行く。
子供の頃は毎週水族館に行っていたし、将来は水族館で働くことが夢だった。
子供の頃の愛読本は魚図鑑だった。
さかなクンの知識には及ばないが、サメはサメと認識するし(アオザメ、シュモクザメ、ジンベエザメ、ネコザメの区別はつく)、クマノミはクマノミ、ナンヨウハギはナンヨウハギと認識する。

チンアナゴとニシキアナゴの区別もつく。
あれ、一緒じゃないからね。
オレンジと白のシマシマは、ニシキアナゴだよ。

2017年すみだ水族館で言いたくなった。
ニシキアナゴをチンアナゴと言ったバカップルがいたからね。

魚を例に挙げたけど、興味を持つと知識が増えたり、一見同じに見えるものの区別もつくのではないか。

猫もそう。
それまでは全て「猫」と見ていたが、種類や性格、仕草を見るようになった。
たとえ1回きりの撮影でも。

興味を持つということは、わずかな違いに気づくこと、ではないかなと思った件でした。

猫と星空撮影と登山に興味がある道景写真家
夏澄

ツイッター