成田空港の国内線がやる気なさすぎな件

高速バスを降りてターミナルビルに入る。
見渡す限り人だらけ。
行き先案内の画面にはたくさんの飛行機の便名が。
あれを見ると、ワクワクする。
私が空港を好きな理由の一つだ。

ワクワクに浸っている場合ではない。
あと1時間で手続きしなければならない。
道がわからないので国内線手続きの場所を空港職員に尋ねる。
「エレベーターで1Fに行ってください。1Fの南側がカウンターです」

指示された場所を目指す。
カウンターを発見。
トランクを預けて、航空券発行も完了。
あとは手荷物検査。

「エスカレーターで2Fに行ってください」
エスカレーターを上り、陽が差す道を歩く。

この道の先が手荷物検査場。

手荷物検査も完了。
良かった。
余裕を持って飛行機に乗れる。
飛行機の中で何食べよう。
ワクワクしながらロビーへ。

・・・・何この殺風景。
人がぜんぜんいない。
しかも薄暗い。
写真撮る気が失せる・・・。
スマホで撮る気も起きない・・・。

売店もしょぼい。
パンとおにぎりとお茶、イートインのカレーやラーメンしかない。
しかも、高いし(空港の売店の商品が高めなのは全国共通)

ああ、わかった。
あの賑やかなのは国際線だけだったんだ。
これから旅に出るという高揚感を与える電光掲示板。
出発前の買い物を楽しむショッピングエリア。
あれあるの、国際線だけだったのか・・・。

国際線ターミナルの写真だけだわ、撮影意欲湧くの。

一方国内線何なんだよ。
手続きカウンターの300m前にミニストップあったけど、あれしかないの?
空港でソフトクリーム食えってか?
飛行機に持ち込む前に溶けるっての。

それで持って、全国どこでも買えそうなパンとおにぎりとお茶、関東のお土産しかないショップなのかよ。

新千歳空港は待合室にもお店ズラっとあるのに。
北海道土産はもちろん、海鮮食べられるお店やおしゃれなパン屋もある。

うう・・・。
手荷物検査終わると、もう戻れないしなぁ・・・。
ここで30分待つのかよ・・・。

テレビはワイドショーと甲子園を放送していた。
どーでもええわ。
他人の噂話など全く興味ない。

各地域の観光パンフレットがあったので読んでいた。
12種類のうち、1冊、シーニックバイウェイ(北海道)は入手した。
オロロンライン沿いのドライブ情報が掲載されていたのだ。
そして、美深の仁宇布に行きたくなったよ。

仕方なくカツサンドとお茶を買って、飛行機に乗る。
成田空港での無念を晴らすが如く、空の写真を撮影したよ。

成田空港はトリッキーな造りだ。
ターミナルによって、搭乗手続きする航空会社が異なる。
だが、利便性やアミューズメント性があるのは国際線だけだ。

国内線がショボすぎる。
飛行機に乗るのって特別なのだから、もっと旅を盛り上げるような空間にしてもいいんじゃないかな。

うーん。
利便性とエンターテイメント性に優れているのは、新千歳空港と中部国際空港だけだな。
わたしの独断と偏見ですが、これら2つの空港は手続き場所がわかりやすいことと、出発までの時間を楽しく過ごせるんだよね。

ご当地グルメ、ご当地土産はもちろん、デッキで飛行機を撮影したり、空を見たり、空港内を探検したりと色々な楽しみ方ができるよ。
空港の秘密・歴代飛行機の模型展示もある。
中部国際空港は、戦国武将の甲冑や系譜の紹介もあるからね。
歴史好きにはたまらないよ。

海外から来た人が国内線を利用しないとは限らない。
「日本の玄関なのに、日本から日本に移動する場所はツマラナイ」なんていわれたらガッカリでしょ。
日本の玄関と言われる成田空港なのだから、国内線もそれにふさわしいものにしようぜ。

空港が好きな道景写真家
夏澄

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