「お前はやる気がなさそうに見える」
学生時代よく言われました。
「よーし!がんばるぞ!」ってタイプではないです。
淡々とすべきことをこなしていくタイプなので。
だから、周囲の目には、「モチベーションの低い奴」と映ったのかもしれません。
でもね。
「やる気なさそう=モチベーション低い」と考えるのは短絡的だ。
モチベーションの意味を辞書で引いてみる。
1) 動機付け
2) 物事を行うための、動機や意欲になるもの。刺激。熱意。
スーパー大辞林より引用
動機なんて人それぞれだろう。
楽しいからやるという人もいる。
収入を増やすためだったり、将来の役に立つためにやるという人もいる。
楽しそうな表情で作業する人もいるだろう。
真剣に、黙々と作業する人もいる。
でも、黙々と作業している人が、つまらなそう、やる気がなさそう、と言えるか?
そんなの人それぞれだ。
外野が判断することじゃない。
だのに。
いちいち人のモチベーションに指図するバカがいる。
あんたが口出しするからやる気なくすんだ。
黙ってろ。
人のやる気に指図するのって、煽り運転と似ている。
考えてみて。
自分が運転している時に、煽り運転されたいですか?
嫌でしょ。
助手席に座っていたとしても、気分の良いものではないですよね。
「やる気を見せろ!」と命令するのは、煽り運転するのと同じ。
他人がとやかくいうことじゃない。
やる気の出し方や、やる気の有無だって、十人十色。
ドラゴンボールのスーパーサイヤ人よろしくメラメラ燃える人もいるだろうし、静かに闘志を燃やす人もいる。
目に見えてわかりやすくやる気のある人だけが、やる気があるわけじゃない。
人のやる気に指図するな。
どのようにやる気を持つかは人それぞれなのだから。
やる気は自分で出す道景写真家
夏澄