楽しい仕事はない。仕事を楽しめるかどうかは自分次第。

ある日の会話で、次の言葉が不意に出た。
「楽しい仕事は存在しなくて、その仕事を楽しめるかどうかは自分次第じゃないかな、と思います」

例えば研究者。
一見、かっこいい、好きなことを仕事にしている、という印象を抱くだろう。
わたしもかつてはそうだった。

だが、11年アカデミアの世界に身を置いて、現実は違うと思い知らされた。

研究を展開するための資金獲得競争、同僚や類似研究をしている者同士の熾烈な争い、職位による支配-被支配の関係。
アカデミアの階段を登りつめても、待っているのは資金獲得と研究室の運営。
一人前の研究者を目指していたのに、待ち受けていたのは教授に対するゴマスリという人もいた。そのような人の目は死んでいた。

職位が上がれば、研究室運営の権限が強くなる。
好きなテーマを掲げ、思うままに資金を使い、人を雇うことも、最新の装置を買うことも可能だ。
しかし、現場にいる時間よりも、研究費獲得の煩雑な事務手続き、講義の準備や出張に追われる人の方が多い。

そして、異常なほど世間擦れしている大学や研究室も多い。
その道のプロフェッショナルと言えばかっこいいだろうが、逆を言えばそれ以外の世界を知らない。
研究室が世界の全てになっている。

アカデミアの研究を例にあげたけど、どんな仕事も、楽しい面と大変な面がある。

その中で楽しめる部分、面白がれる要素を見つけることが、仕事を楽しむことではないだろうか。

と、ここまで書いてみましたが、皆さんはどう思いますか?
ご意見お待ちしています。

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