「世界にひとつだけの花」のCDのカップリングの曲です。
A面の曲が有名になりすぎて霞んでしまいそうだけど、こちらも名曲。
恋愛の曲なのですが、恋愛の側面よりも、風景の描写が美しい。
SMAP 25 YEARSにも収録されています。
わたしは世界にひとつだけの花よりも、この曲の方が好きです。
以下、印象に残った部分(()は歌唱者)
冷たい雨が降る波間は静かで 体を震わせ海鳥が飛んだ
(稲垣さん)
長い坂を下りて浜辺で燃やそう 置き去りにされた幾つもの涙
(木村さん)
永い夜を越えて夜風をさまよい 喧嘩したあとは会いたさがつのる
(木村さん)
恋はまるで望遠鏡から覗く星のようさ 腕を伸ばすだけじゃ何にも届かない
だから僕は君を連れてゆく
変わらない想いは 君の宇宙になる
(5人)
恋愛の歌ですが「好き」だの「愛してる」という類の言葉が一切ありません。
波間、浜辺、虹、砂浜、夜風、星、宇宙といった自然界の言葉で表現しているのが、曲の世界観の壮大さを物語っています。
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