最近、SMAPの「Triangle」を聞くことが多い。
この曲が世に出た当時(2005年)は、あまり好きになれない曲だった。
ところが、先日聞いたときに、昔とは異なる印象を受けた。
この曲は、アイドル?の歌に珍しい、反戦歌である。
歌詞のところどころに反戦歌や歴史の要素がちりばめられている。
印象に残っているのはこの部分。
すべてに満ち足りた 明日の日を
求め彷徨う 亡者の影
破壊でしか見出せない
未来の世界を 愛せないよ
(稲垣さん)
無口な祖父の想いが父へと 時代(とき)を跨ぎ
一途に登り続けた 過酷な道
(草彅さん)
わずかな苦しみも 知らぬまま
後に生まれ 生きる僕ら
受け継ごう その想い
声の限りに 伝えるんだ
(木村さん)
サビが有名ですが、わたしはサビよりもサビに続く歌詞が印象に残りました。
戦争の無意味さを伝える歌ですが、災害などに対するメッセージにも思えます(あくまでわたしの感想です)。
12年前に聞いたときは「歌で説教するな」と思っていたのですが、今聞くと考えさせられます。
SMAPが歌うことで、さらに説得力が増す。
どれだけの言葉を尽くしても伝わらないことも、彼らの歌声だからこそすーっと響く、そんな曲です。
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