便利さに慣れると何気ないことが億劫になる〜ポケモン最新作と初代で遊んで思うこと〜

ポケモンの新作ゲーム発売の告知が出た。
昨年発売されたポケモンサン・ムーンのマイナーチェンジバージョンだという。
発売は11月中旬。

今年の2月末にムーンバージョンを購入。
20年ぶりにゲームをした。
ストーリー自体は単純だけど、楽しめた。

システムがガラリと変わっていたことに驚き。
人物も街も立体的。
字幕は漢字を選べるので読みやすくなっている。
序盤で学習装置を入手できるから、レベル上げが容易。
なによりグラフィックが綺麗。音楽もずっと聞いていられる。

ムーンバージョンを購入するのと同時に、初代ポケモンのバーチャルコンソール(以降VC)も購入した。
初代ポケモンとは、赤、緑、青、ピカチュウバージョンである。
わたしはピカチュウバージョンを購入した。

ところが、旧作をクリアしたのは最近である。
最新バージョン(ムーンバージョン)がラクで快適なため、初代のポケモンのシステムがめんどくさく、手をつけずにいた。

初代ポケモンの不便な点を挙げてみる。

・秘伝技を覚えたポケモンがいないと移動が不便
・学習装置も使い物にならず(捕獲したポケモンが50匹以上で手に入る)、レベルアップに時間がかかる
・映像がモノクロ
・ゲーム音楽もずっと聞いているとしんどくなる(悪の組織のアジトなど、キンキン突き刺さるような音)
・秘伝技を忘れさせることができない
・わざマシンが使い捨て
・技の並べ替えがバトル中にしかできない

極め付けは、伝説ポケモン捕獲の際、「ボールがうまく当たらなかった」といって、捕獲すらできないこと。
なんやねん、うまく当たらなかったって。
まだHPが残っていて、ボールから飛び出してしまうことはあるけど、うまく当たらなかったというのは最新版では一切ない。
ゲーム製作者の悪意としか思えんよ。

最新バージョンは、初代ポケモンの不便な点をすべて解消している。
それどころか、グラフィックはもちろん、音楽も聴いていて心地よい曲が多い。
作業中にゲームのBGMを聞いている。
それくらい立派なのだ。ヒーリングミュージックを超えている。

20年前は、このシステムが不便だとは思わなかった。
難しく感じたことはあったけど、楽しく遊べた。

だが、最新バージョンに慣れてしまうと、かつて気にならなかったところに不便さを覚える。
ラクなものに慣れると、なんでもない小さなことが億劫になる。

ゲームに限ったことではない。
日常生活を送る上でも同じ。

「不便に帰ろう」とは思わないけど、一度便利なものに慣れると、小さなことが億劫になるものだなと感じた、というお話です。以上。

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