NDフィルターの基礎知識

スローシャッター撮影のアイテム、NDフィルター。
今回はNDフィルターについて解説します。

1) NDフィルターとは

NDフィルターとは、カメラが取り込む光の量を減らす道具。
NDは、(Neutral Density)の略。
取り込む光の量を減らことによって、シャッタースピードを遅くするための道具です。
シャッタースピードは、明るい場所では速く、暗い場所では遅くなります。

ND2、ND4などと数字が書かれています。
この数字の意味は、カメラが取り込める光量をフィルターの数値分の1にするということ。

ND2ならカメラが取り込む光量は1/2、ND4なら1/4です。

2) NDフィルターをつけるとシャッタースピードはどうなるか

NDフィルターをつけるとシャッタースピードはどうなるか?
例えば、ND8を取り付けると、シャッタースピードは以下の速さになります。

2×1/10=0.5秒

4×1/4秒=1秒

カメラで設定したシャッタースピードと、NDフィルターの値から、シャッタースピードを算出することができます。

以下に各フィルターを取り付けた場合のシャッタースピードをまとめました。

※あくまで概算です。ISO条件などによって変わる場合があります。
※シャッター優先モードで30秒以上を設定できない場合は、バルブモード(長時間露光モード)を使用してください。

3) NDフィルターの種類

NDフィルターは多様です。
ND2、ND4といった、取り込む光量を1/2、1/4にするものから、ND400、ND100000といった、ほとんど光が入らないものまであります。

 4) NDフィルターの選び方

NDフィルターはたくさん種類がありますが、最初に買うならND16がおすすめです。

ND16なら、明るい場所でのスローシャッター(川の流れ、滝など)撮影もでき、暗所でもスローシャッターで撮れるため。
「この設定にすると、このくらいスローに撮れる」という効果を確認しやすいのがND16です。

わたしはND8とND16を持っています。
最初はND8で川をスローシャッターにしようとしたのですが、明るすぎるスローシャッターになってしまうので、ND16を購入。
今度は適切な明るさで撮れました。

ND8で撮影。露出を+2にしないと、スローシャッター撮影できなかった。

ND16で撮影。露出マイナスで暗さを保ちつつ、スローシャッター撮影できた。

NDフィルターがあると表現の幅が広がりますよ。
川や滝を撮影する人は、1枚持っておくと便利です。

※写真の無断使用を固く禁じます。

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