視聴率の測定は時代に合わせた方法で

視聴率という言葉、皆さんもご存知だと思います。
でも、その視聴率って、どのように測定しているかご存知ですか?

今回は視聴率について調べました。
日テレ広告ガイドのページがわかりやすく解説されています。
このページに基づいて説明しています。

日テレ広告ガイド:http://www.sales-ntv.com/kento/index.html

視聴率とは何か?

視聴率とは、あるテレビ番組が,一定の地域でどのぐらい見られていたかを示す割合。
ラジオの場合は聴取率という。パーセントで表す。

視聴率といっても、世帯視聴率と個人視聴率の2つに分けられます。
・世帯視聴率:テレビ所有世帯のうち、何世帯でテレビをつけていたか示す割合
・個人視聴率:誰がどのくらいテレビを視聴したか示す割合

調査方法

視聴率の調査方法は以下の3つの方法です。

1) ピープルメーター(PM) 
関東地区、関西地区、名古屋地区にて実施。
世帯視聴率と個人視聴率を同時に測定する

2) オンラインメーター(視聴率測定器) 
関東地区、関西地区、名古屋地区を除く民放3局以上のエリアで実施
世帯視聴率を測定する

3) 日記式アンケート 
関東地区、関西地区、名古屋地区を除く民放3局以上のエリアで実施。
テレビの視聴状況をアンケートに記入。個人視聴率を測定

視聴率測定協力者はどう選ぶの?

テレビ所有世帯からランダムに対象世帯を選ぶ。
ただし、テレビ局関係者、病院、事務所、寮は除く。
日テレ広告ガイドには、例として、関東地区の視聴率測定協力者の選び方が紹介されていました。

1) 調査エリアの総世帯数を求める(ここではX)

2) 調査エリア世帯数を、対象世帯数で求める(関東地区は600)。

3) 乱数表を用いて、調査エリア総世帯数/対象世帯数(X/600)の値より1つ小さな数を選び、スタートナンバーとする。
スタートナンバーにインターバルを加算していき、選ばれる世帯の番号を求めていく。

4) これらの世帯に調査協力のお願いをする。

対象世帯数は、関東地区、関西地区、名古屋地区では600。それ以外の地域は200です。

調べてみて思ったのは、今の時代にそぐわない調査方法だなという印象。

関東・関西・名古屋地区と、それ以外の地域の世帯数だけで、3倍もの違いがある。

株式会社ビデオリサーチによると、視聴率1%は18万4千世帯に相当する。
これだけの世帯数の人が、実際にテレビを視聴しているか否かに関係なくだ。

※株式会社ビデオリサーチ 視聴率からの視聴世帯・人数の確定
http://www.videor.co.jp/rating/wh/13.htm

視聴率調査が開始されたのは、1962年(関東地区)。
翌1963年には関西地区での調査が、1964年には名古屋地区での調査が開始した。
この時代は1家に1台テレビがあり、テレビが娯楽そのものの時代。

今は違うでしょ。
家族揃ってテレビ見ている世帯、どれだけある?

繰り返し見たい番組なら、録画する人もいるでしょ。
リアルタイムで見たいけど仕事が遅くなるので録画する人もいる。
CMをスキップして見たいから録画する人もいる。

録画して見る人の数値は全然反映されていない。
放送後の番組配信サービスを利用して見る人もいる。
これらのサービスを利用して視聴した人は無視か?

日本の1%に満たない世帯の人の視聴率が、番組の継続や予算を左右する。
こんな馬鹿げた方法で統計を取っているテレビ局、大丈夫か?
時代を読む力が求められる業界なのに、調査方法があまりにもずさん。

民放は視聴者から視聴料(受信料)を取らない。
その代わり、スポンサーとなっている企業からお金が支払われる。
視聴率が悪かったら、スポンサーからお金が下りず、番組を継続できない。
だからこそ、テレビ局は各社とも視聴率を欲しがる。

視聴率という指標がなければ、テレビ番組作成は成り立たないのだろうか?

もしそうだとしたら、見ている人全員のデータを採取して視聴率を出してほしい。

リアルタイムで見る人だけが番組のファンではないのだから。

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