[カメラ基礎講座] 露出で覚えるべき一つのこと。

カメラ基礎講座第12弾。
今回は露出について説明します。

露出と聞くと難しそうな気がしますが、覚えることは一つだけです。

1) 露出とは明るさ&暗さ

カメラにおける露出とは、明るさの度合いのこと。
0を基準として、どれくらい明るい、暗いかを数値で設定します。
以下の図を見てください。露出のみを変えて撮影しています。

Fig.1 露出を変えて撮影した写真。
(ホワイトバランス(WB):太陽光、ピクチャースタイル(PS):風景)

※EVは露出を表しています。

一眼レフカメラは見たものを見たままに写すことができません。
そのため、撮影者が、明暗を自分で設定する必要があります。
その明暗が露出です。

2) 明るく撮るなら露出をプラス、暗く撮るならマイナスにする

露出が明暗を決めるものであると、上記で説明しました。
明るく撮りたければ露出をプラスに、暗く撮りたければ露出をマイナスにします。

Fig.2 雪とポケモンを露出を変えて撮影した写真(WB:太陽光、PS:風景)

EV+2の写真が、見たままの雪の白さに近いです。
EV+1の写真は雪を白く写せていますが、若干暗い印象を受けます。

Fig.3 甲冑を露出を変えて撮影した写真(WB:太陽光、PS:風景)

EV-2の写真が、重厚さがあります。
明るくすると、甲冑の黒さや重みがない印象です。

カメラは被写体を認識したときに、「暗すぎるから明るくしなきゃ」「明るすぎるから暗くしなきゃ」と勝手に判断します。
というのも、カメラの適正露出は人物撮影に適するように設定されているのです。
そのため、露出設定しないと、見た目よりも明るいor暗い写真になるのです。

とはいえ、被写体別、状況別に露出条件を説明されても、一つ一つ覚えるのは大変です。

覚えるのはこれだけでOKです。

「明るいもの(白い物)は露出プラス
暗いもの(黒いもの)は露出マイナス」

これさえ覚えておけば、あらゆる撮影に対応できます。

3) 露出に絶対解はない。

露出に絶対の正解はありません。
あなたが撮りたい写真、表現にあった露出なら、それが正解なのです。
爽やかさを表現するために露出を上げたハイキー写真もありますし、重厚さを表現したローキー写真もあります。
つまり、露出に「これが正しい」というものは存在しないのです。
どんどん撮影して、あなたの表現を見つけてください。

※写真の無断使用を固く禁じます。

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