これで失敗なし。水族館での撮影テクニック5つ。

美しい海の世界が広がる水族館。
近年では、クリスマス向けの展示を行うところも増えてきました。

今回は、水族館での写真撮影方法を紹介します。
日常や動物園の撮影とは異なるのですが、コツさえ掴めば誰でも綺麗な写真を撮れますよ。

1) フラッシュ撮影は禁止。
フラッシュをオフにしてから撮影すべし

フラッシュ撮影禁止と呼びかけている水族館が多い中で、今だにフラッシュ撮影しているオパンポがいます。
動物が傷つくので絶対に禁止。

水族館でフラッシュ撮影するのは無意味。
ガラスに反射して、反射した部分が白く光って写るだけ。
肝心の動物は写ってない・・・ということもザラ。

フラッシュ撮影は動物を傷つけます。
絶対にフラッシュをオフにしてから、撮影してください。

2) 晴れの日に朝イチで入館せよ!

いきなり何を言い出すんだ?と思う方もいるでしょう。
でも、水族館は、晴れの日に朝イチで入館すべき。

なぜか。
水が一番綺麗だから。

Fig.1 朝イチで入館して撮影した写真。9:40頃撮影。
外からの光も入る。

Fig.2 夕方に撮影した写真。16:30頃。
すでに日は暮れており、外からの光が入らず、よどんだ印象。

水族館は海洋生物を見る場所でもありますが、光と水を見る場所でもあるのです。
光と水の美しさも一緒に撮りたければ、朝イチでの入館をオススメします。

3) 水族館撮影の天敵、反射&写り込みはこう防ぐ

動物園や街中の撮影との大きな違いは、写り込みや反射が多いこと。
動物の愛らしい表情も、写り込みがあってがっかりしたことはありませんか?

写り込みを防ぐにはこの方法が有効です。

① ガラスとレンズとをくっつけて撮影する

スマホやコンデジだとやりやすい技です。
レンズとガラスとをくっつけて撮るだけ。
これなら写り込みも反射もありません。
使えるのは真っ平らなガラスなので、曲がっているガラスでは難しいので注意。

Fig.3 この場合はレンズとガラスとをくっつけて撮影すれば、写り込みを回避できた。

② 写り込みがない場所を探して撮影

水槽全体、動物の体全体を写したいときに有効。
写り込みがない場所は必ずあります。
「写り込みがない場所が必ずある」と思って探しましょう。
この場所がダメなら別の場所、と切り替えるのも撮影に必要ですよ。

Fig.4 写り込みがたくさん。
この場合は水槽が見える別の場所に移動して撮影することで写り込みを回避できた。

③ 望遠レンズで撮る

水槽の前に人だかりがある場合や、どうしても接近して撮影できない場合にオススメです。
ガラスではなく、水槽内の動物にピントを合わせれば、写り込みも反射も気にせずに撮影できます。
ただし、望遠レンズにすると画角(カメラが切り撮れる範囲)が狭くなるので注意。

4) カメラ設定はオートでOK

一眼レフカメラの場合、見たものを見たままの色で撮れません。
そのため、ホワイトバランスとピクチャースタイルを自分で設定する必要があります。

水族館の場合は様々な光(外からの光、施設内の照明)があるので、原則オートでOK。
屋外なら太陽光でも自然な色が出ます。

こればかりは現地で自分で確かめるしかないので、試しに何枚か撮影して、好みの設定にしてください。

5) 動きを止めるならシャッター優先モード(Sモード)で

イルカやペンギンなど、動きが早い動物を撮影するなら、シャッター優先モード(Sモード、CanonのみTvモード)がオススメ。
1/500秒以下よりもシャッタースピードを早くすれば、ブレることなく動きを止められます。
1/1000秒以下に設定するのが確実。

Fig.5 イルカショー。ボールにタッチする瞬間を狙って撮影。
絞り優先モードで、シャッタースピードは1/500秒。
絞り優先モードで高速シャッターが使えない場合は、シャッター優先モードに切り替えるべし。

6) イルカショーは動きが読みづらいので、何度も観て動きを覚えよう

アザラシやオタリアと異なり、イルカの動きは俊敏です。
1回で納得いく写真が撮れればよいのですが、そうでない場合は、何度もショーを見て動きを把握しましょう。

「トレーナーがこう言ったらここからジャンプする」

「この音楽が鳴ったら群れでジャンプする」といったことを覚えておくだけでも、撮影しやすくなります。

イルカショーは時間が短く、動きが一瞬で変わるので、ぼーっとしていると何も撮れないまま終わりますよ。

高速連写モードにしておくと便利です。

Fig.6 左側でジャンプ

Fig.7 群れでジャンプ。

以上、水族館での撮影テクニックでした。

※写真の無断使用を固く禁じます。

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