博多駅の屋上展望台に行って思ったこと。
「・・・なんかしょぼい」
展望スペースも片側(海側)だけ。しかも狭い。
周りはソーラーパネルだらけ。
他には小さな神社と列車と駄菓子屋。
ふと思ったんですよ。
高層階のビルは、屋上を観光資源として有効活用できるのではないかと。
札幌駅には、T38というタワー展望台がある。
正確にいうと屋上展望台ではないのですが、札幌で一番高い場所です。
地上160m以上の場所の展望室。
札幌市内を東西南北、360°見渡すことができる場所。
初日の出も、豊平川の花火大会も、T38で撮影しました。
博多駅は福岡県で一番大規模な駅で、なお且つ高層ビルなんでしょ。
だったらさ、屋上を観光資源としてみてはどうだろう。
屋上をソーラーパネルで埋め尽くして自家発電するとかなら別だけど、ソーラーパネルと展望台が一緒っていうのは、どうも味気ない。中途半端な印象。
20分程度で出ました。
「屋上から街を一望できます」とか、「夜景が綺麗です」とか、「飛行機を至近距離で見られます」とか、PRの方法はたくさんある。
街全体を見られるようにしたら、有料にしてもいい。
T38は入場料¥720だけど、その価値は充分ある。
これまで行った展望台はこちら。
・T38(札幌)
・藻岩山展望台(札幌。街全体を360°見られる。屋外)
・五稜郭(函館)
・京都駅(展望台ではないが、高層階から駅全体と街の一部を見られる)
・大阪駅(展望台ではないが、最上階から街全体を見られる)
大阪駅は近代的なビルから、外の景色と電車(駅のホーム)を見られる。
気ぜわしい街の様子を一望できるのが面白い場所。
各階の踊り場スペースが広いのも観光客にとっては嬉しい。
京都駅は展望台ではないのだが、大階段を登って駅全体と京都の街(駅周辺)が見られる。
京都駅自体の造りも面白い。
店と大階段の行き来が自由にできるので、同じ階から違う風景を見られるのも楽しめる。
全国どこにでもありそうなお店を入れれば人が来るのではない。
その土地にしかないもの、そこでしか見られないものを求めて、人はやってくる。
だからこそ、屋上を観光資源にしてみてはどうか。
景色こそ、そこでしか見られないものなのだから。
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