SMAPが解散を発表した。
最初の思いは、「ああ、やっぱりね」。
わたしはSMAPが好きだ。
だが、解散していいと思っていた。
騒動前と同じように、楽しく見ることができなくなったからだ。
事務所も、「解散はない」「命に代えても守る」とか言っていたけど、結局守れなかったでしょ。
まぁ、守るとは思ってないが。
あの一件で「うちはクソ事務所です。所属タレントは奴隷です」と全世界に知らしめたからね。
SMAPの解散騒動を見てから、「エンターテイメントはタレントの犠牲の上に成り立っているのかな?」と思うようになった。
「役者になりたい」「自分の思いを歌で届けたい」という目標を持って芸能活動すること自体は悪いことではない。「トップスターになりたい」という野心でもいい。
ファンには笑顔を見せていても、一般人には立ち入れない領域で、利権争いだの事務所同士の抗争だのがあったとしたら、エンターテイメントってなんなんだろう。
タレントが苦しんでる姿を見て、だれが楽しめるの?
スターが頭を下げている姿を見て、ファンが喜ぶとでも思ったのか?
苦しんでいる人を見て楽しめるわけがない。
エンターテイメントは人に楽しさを提供する仕事だ。
その楽しさは、タレントの犠牲の上に成り立つものであってはならない。
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