笑いは人を傷つけて取るものではない

2016年8月5日の読売新聞より。

8月8日は「笑いの日」
知事公約、制定  道と吉本興業で催し

道は、8月8日を「道民笑いの日」に制定する。
高橋はるみ知事が、昨年4月の知事選で公約として制定を掲げていたもので、漢数字の「八」が、笑い声の「ハハハ」に通じるとして、この日にしたという。

高橋知事は公約で、「笑いが道民の健康寿命を延ばすことにつながる」と訴え、「笑いの日」を制定すると掲げていた。
公約の実現に向けて、吉本興業と今年3月に包括連携協定を締結。
初の「笑いの日」では、どう協定に基づく具体的な取り組みの第1弾として、札幌市内で記念イベントを開催する予定だ。

うん。
いい取り組みだ。
日常に笑いは大事だからね。

笑いって、お笑い芸人だけが作れるものじゃないよ。
年齢も、性別も、職業も関係なく作り出せるもの、それが笑い。

今、「笑い」と言われているものは大きく分けて4つある。

1) 人を楽しませようとして作る笑い

2) 人を楽しませる意図はなかったが、何気なく言ったことが笑いになった笑い

3) 人を貶めて取る笑い

4) 人を脅して取る笑い

わたしは上2つの笑いは好きだが、下2つの笑いは嫌いだ。

1)と2)はなんら問題ない。
それが笑いのあるべき姿だ。

3)は笑いとは言わない。いじめでしかない。
高額のものを出演者に買わせる、過酷なゲームして人を苦しめるなど、今でもそのような内容の番組が公共の電波で放送されていると思うと、ぞっとする。
そんなものは即刻廃止すべきだ。
そんなことで笑いを取れると思う、制作陣の人間性を疑う。

4)の笑いは、私が一番嫌いな笑いだ。
「俺が必死に話しかけているのに、ニコリともしてくれない」
「嘘でもいいから笑ってくれよ」

このようにブチキレられたことが多々ある。

その度にこう返す。

笑わないのはあんたがおもろないからや!
笑いは人を脅して取るもんちゃうわ!

必死にしゃべくるのも、ギャグを考えるのも結構。
でもさ、面白いと思うかどうかは相手次第なんだよ。
「笑え」なんてキレたら、誰も笑わなくなっちゃうよ。
媚びた笑顔を向けるな。気持ち悪い。

「俺の話で笑え」とブチキレるのは、相手に銃を突きつけるのと同じだ。

あんたはナイフを突きつけられて笑っていられるの?
銃口を向けられても、笑みを絶やさずにいられるの?

くりぃむしちゅーもネプチューンもチュートリアルも、一切そんなことしない。
「俺らのコントで笑え」「なぜ俺らのトークで盛り上がらんのや!」と観客にわめき散らさない。
だけど、大勢の人を笑顔にしている。人を楽しませている。

「笑え!」って命令している時点で、あんたに人を笑かす力がないと露呈しているのと同じ。
修行してこいや!

世の中の人全員が、お笑い芸人になる必要はない。
だけど、「ここ笑うところですよ〜」と強要するのは、笑いじゃない。
ただの媚びだ。脅しだ。

笑いは脅して取るものではないし、命令されて笑うものではない。
笑う側も、笑わせる側も、楽しいから、面白いから笑う。
これが笑いのあり方だ。

ここまで書きましたが、皆さんはどう思いますか。
ご意見お待ちしています。

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