動物園での撮影が上手になる5つのテクニック

動物園での撮影が上達するテクニックを紹介します。

1) 檻をぼかそう!
2) 望遠レンズは万能選手
3) 目にピントを合わせよう
4) 人工物を入れない
5) 観察しよう!粘り強く待とう!

1) 檻をぼかして撮影
動物園での撮影で、一番ネックになるのが檻。
檻をぼかすのが動物園での撮影の第一歩。

鉄則:絞り値(F値)を開放側にせよ!

F値をF2.8以下の数値にしましょう。
檻の隙間、もしくは、中にいる動物にピントを合わせて、檻が完全にボケる位置を探します。

F3.5ではボケない檻もあるので、最低でもF2.8のレンズを使いましょう。
望遠レンズがあるとなお良いです。

2) 望遠レンズは万能選手

動物園での撮影には欠かせない望遠レンズ。
わたしは、SIGMA 70-200 mm F2.8とTAMRONの70-300 mm F4/5.6の、二つの望遠レンズを持参しています。
檻がない動物(開放スペースにいる動物)を70-300 mmで、檻の中にいる動物(猛禽類)を70-200 mmのレンズで撮影しています。
標準レンズ1本と、望遠レンズ1本、いずれもF2.8のものを持っていけば充分です。

3) 目にピントを合わせよう
動物のアップを撮るときは、目にピントを合わせましょう。迫力が増しますよ。
遠くにいる動物は、必ずしも目にピントを合わせる必要はありません。
動物全体にピントが合えばOKです。

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近づいてきたら、目にピントを合わせよう。

4) 人工物を入れない
動物園で多いのが人工物。人工岩など、自然とマッチしたものならいいのですが、柱や設備、餌箱などの人工物がある場合がほとんど。

撮影者自身が動いて、人工物が写り込まない位置に移動して撮影しましょう。

5) 観察しよう!粘り強く待とう!
動物は思い通りにいかないものです。ずーっと寝ていたり、動かないでじっとしてたり。
だからと言って、餌をあげたり騒いだりするのはマナー違反。

いい写真を撮るためのコツは二つ。
1つは観察することどの時間帯が活発で、どの時間帯が動かない(寝ている)かを知るだけで、撮影のスケジュールが立てやすくなります。
例えば、レッサーパンダは夜行性なので、午前中に食事(餌の時間)があり、その後は寝ています。
夕方からまた活発になりますよ。

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笹を食べるレッサーパンダ
(Avモードで撮影,F6.3, 1/2500, ISO1600, 200 mm, WB:オート, PS:オート)

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寝ているレッサーパンダ
(Avモードで撮影,F11, 1/250, ISO1600,EV:+0.5, 300 mm, WB:太陽光, PS:風景)

もう一つは、粘り強く待つこと動物の行動は同じことの繰り返しが多いので、1度その行動をとると、10分〜数分後にはもう一度同じ動作をすることがあります。

ユキヒョウは食事の後、手で顔を拭く仕草をします。一瞬ではなく、食後5〜10分の間に数回同じ動作をしますよ。

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(Avモードで撮影,F9, 1/160, ISO1600,EV : +1,  200 mm, WB:オート, PS:オート)

動物は撮影者の思い通りにならない分、面白い写真が撮れたときの喜びはひとしおです。

写真の無断使用を固く禁じます。

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