滝をきれいに撮る2つのコツ

北海道もやっと本気を出したのか、暑くなってきました。
これからの時期、水辺に行く人も多いと思います。北海道は水が綺麗なのも魅力。
今回は、水辺の一つ、滝の撮影テクニックを紹介します。

1) 水流をどんな条件で撮影すればいい?
2) ホワイトバランスを「電球」にすれば、さらに清涼感アップ!

1) 水流をどんな条件で撮影すればいい?

絹のような水の流れを撮りたいなら、シャッタースピードを1/2(0.5)~1/4秒で撮影します。
反対に、水の流れを止めたいならば、シャッタースピードを1/1000以下にします。
撮影モードはシャッター優先モード(Sモード、Tvモード)を使います。

鉄則:滝の水は流すか止めるか、どちらかにする

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Fig.1 滝野公園中央口の滝。シャッタースピードを最小値にして、水しぶきをも止めた。
(Tvモードで撮影、1/4000, F4, EV:+1, ISO1600, 70 mm, WB :電球, PS:風景)

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Fig.2 上と同じ滝を撮影。こちらは水を流して撮影した。
(Tvモードで撮影, 1/4, F22, EV:+1, ISO200, 70 mm, WB: 太陽光, PS:風景)

同じ滝でも、シャッタースピードによって撮れる画が異なります。

一番良くないのが、半端なシャッタースピードで撮影すること。
絞り優先モード(Aモード、Avモード)で撮影すると、シャッタースピードが1/100~1/350などの、半端な数値になります。この設定で撮影すると、半端な滝にしかなりません。

DT7A3067Fig.3 Avモードで撮影した滝。どこか中途半端な印象
(Avモードで撮影,1/180, F5.6, EV:+1, ISO200, 70 mm, WB:太陽光,PS:風景)

シャッタースピードを遅くするとブレやすくなるので、三脚があると便利。
人止め柵にカメラを置いて撮影してもいいかもね。

2) ホワイトバランスを「電球」にすれば、さらに清涼感アップ!

そのままでも清涼感がある滝ですが、ホワイトバランス(WB)を「電球」にすると、さらに清涼感が増します。

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Fig.4 WBを電球にして撮影。清涼感を演出した。
(Avモードで撮影, 1/350, F8, EV:+1, ISO320, 300 mm, WB : 白色電球, PS : 風景)

手前の葉にピントを合わせたかったので、Avモードで撮影しています。

DT7A3062_denkyu

Fig.5 滝全体を電球モードで撮影。
(Tvモードで撮影, 1/4, F22, EV:+1, ISO200, 70 mm, WB: 白色電球, PS:風景)

Fig.5はFig.2と同じ場所を、ホワイトバランスのみ変えて撮影しました。
Fig.1よりも涼しげでしょ。しかも、周囲の色が青みがかっても全然不自然ではないですよ。

注意点は、「被写体の色が青くなっても問題ないもの」にしか使えないこと。
人物と滝とを一緒に撮る時に、電球で撮ると、人が寒々しくなっちゃうよ〜。

滝以外にも、噴水や川、湖、海であれば使える技なので、使ってみてね。
あなたの写真がワンランクアップしますよ〜。

※Canon EOS 7D mark2に基づいて解説しています。
他の機種のカメラをお持ちの方は、各取扱説明書を合わせてご覧ください。

写真の無断使用を固く禁じます。

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