[カメラ基礎講座]ホワイトバランス補正で写真を劇的に変えよう

カメラ基礎講座第7弾。
今回は、「ホワイトバランス補正(WB補正)」を紹介します。
ホワイトバランスと併せて使うと、さらに表現のバリエーションが増えますよ。

1) ホワイトバランス補正はカラーフィルター

ホワイトバランス補正(以降、WB補正)はいわばカラーフィルターです。
特定の色を強調したいときに使います。

WBcolor

Fig.1 色座標
※図はCanon 7D mark2の色座標です。
※色座標はカメラの機種により異なります。

アンバー(A:黄色)、マゼンダ(M:ピンク)、青(B)、緑(G)の4色

WB補正を施した写真がこちら。

160403_WBcolor-fig2

Fig.2 WB補正を施した写真

※解説のため、最も濃い色に設定して撮影しています。
※※色の段階は、カメラの機種により異なります。

アンバー、マゼンダ、青、緑の4色以外にも、青と緑を足した色(A10G10)、アンバーとピンクを足した色(A10M10)など、多様な色を足すことができます。

ホワイトバランス9種類と組み合わせると、9x81x4=2916種類の組み合わせがあるのです。
「ホワイトバランスでは出せない色を出したい」「色をつけて自分だけの表現にしたい」といったときに、ぜひ使ってください。

2) WB補正使用の注意点

手軽に色を足せるWB補正ですが、注意点が2つあります。

① 色が足されても問題ない被写体にしか使えない

ホワイトバランスの白色電球&蛍光灯編でも記載しましたが、色が変わると不自然になるものには使えません。

例えば、人物と一緒に風景を写す際に、青を足したとします。
電球や蛍光灯ほどではありませんが、人肌が青みがかった色になります。
どう見ても、不自然ですよね。血色が悪い印象を与えます。
人物と一緒に写すときは、ホワイトバランスだけで色を調節する方が、きれいに残せます。
詳しくはこの記事を読んでね。

② 使用後は、都度解除しないと、色が足されたままになる

WB補正は、1回使えば自動的に解除されません。

そのため、撮影が終わったら、自分で解除する必要があります。

青や緑を足して撮影し、解除し忘れると、他の写真も寒色になってしまいます。

RAW形式で保存していれば、編集で解除できますが、JPEGのみだと色の変更ができません。
いくらRAW形式なら編集できるといっても、何百枚の写真の色の変更は大変ですし、時間が惜しいですよね。

というわけで、WB補正は撮影の都度、解除する習慣をつけましょう。

カメラに内蔵されている機能だけで、表現の幅を広げられます。
ぜひ、オリジナルの表現を見つけてみてください。

写真の無断使用を固く禁じます。

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