変な人募集するなら、教育に資金を回せ

総務省が情報通信分野での奇抜なアイディアを求め、「変な人」を募集し始めた。

昨年も実施され、710名が応募して10人が選ばれた。
選ばれた人には、最大300万円の研究費を支援するとのこと。
スティーブ・ジョブズのような人材育成が目的だそうだ。
(YOMIURI ONLINEより引用)

そもそも、奇抜さを測る基準は何なのか?
iTuneやiPhoneのような、大勢の人が所有して当然のものを作り出すことか?
これまで解決できなかったことが、解決できるようになることか?
大体、変な人を受け入れる土壌があるのか、この国に。

日本でスティーブ・ジョブズのような人材を育成しようと思っても、絶対に無理だ。
というのも、「みんなと一緒」「突出したことはしてはいけない」と幼少期から教えられる。
一人でも違うことをしようものなら、「迷惑だ」と排除される。
そんな教育をしておきながら、今更、「異端児募集」と言っても無駄だ。
自らを異端児という人は、そもそも異端児ではない。

コンピューターや絵画、歴史にとても詳しくても、テストの成績が悪ければ否定される。
言われない一つのことが優れているよりも、言われたことを満遍なく均一にできる人が評価されてきた。
就職でも、奇抜な人よりも、無難な人の方が採用される。大手ほどその傾向が強い。
よほど特殊な技能を持つ人や、ベンチャーでない限り、異端児は採用されづらい。

本当に革命を起こしたければ、「みんなと一緒」という教育を即刻廃止しろ。

5教科満遍なくできなくても、一つの分野に長けていれば十分だ。
大体、人が知ることができる範囲は決まっている。
何かに突出している人は、往々にして、何かが著しく欠落している。
欠落しているものを短所と捉えるか、個性と捉えるかで、イノベーションが起こる土壌は簡単に作れる。
バラマキ的に資金を使うなら、教育を直す方にお金を使う方が、長い目で見れば3倍もリターンがある。

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