[カメラ基礎講座]ホワイトバランスの使い方(太陽光・日陰・曇り)

前回はホワイトバランスについてお話ししました。

今回は実践編。
太陽光、日陰、曇りについて解説します。

1) 屋外撮影の万能選手は太陽光

屋外で撮影するなら、オートよりも太陽光の方が自然な色合いになります。
海、森、動物園など、ほとんどの場所で使える優れもの。

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さっぽろ雪まつりで撮影。自然な白さです。

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レンガ工芸館。レンガの赤も、青空も、見た色に近いです。

屋外撮影はほとんど太陽光モードでOKです。
被写体、季節を問わずに使えるのがうれしい。

冬場は冷たさを表現するのにも使えます。
雪や氷を撮影するときに、ホワイトバランスを太陽光にして撮影してみてください。
オートで撮影するよりも、青さが強調され、冷たさを演出できます。

2) 日陰モードはノスタルジックな演出に向く

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さっぽろ雪まつりの雪像。太陽光と比べると黄色っぽい。

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レンガ工芸館。撮影したのは日中だが、夕方に見られる色合いになっている。

日陰は濃い黄色がかった写真になるのが特徴。
旅情や夕刻など、ノスタルジックな演出に向きます。
何気ない日常をドラマティックに変えてみよう。

3) 曇りモードは暖かい色合いを演出する

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さっぽろ雪まつりの雪像。太陽光に近い色だが、温かみがある色合い

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レンガ工芸館。日陰よりも優しい色合い。

太陽光よりも暖かく、日陰よりも柔らかい色合いを作れるのが曇り。
ほんわかした写真や、柔らかさを出したい場合にオススメ。

4) 屋内撮影の注意点

屋外撮影で威力を発揮する、これらのモード。
屋内の撮影では色が不自然になることがあります。

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太陽光で撮影。青みがかった写真になってしまった。

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日陰モードで撮影。黄色が濃すぎる。

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曇りモードで撮影。こちらは太陽光と日陰の中間の色合いになっている。

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オートで撮影。自然な色合いです。

屋内の場合、人工的な光が多く存在します。
オート以外で撮影するということは、既に色がついた状態の場所にさらに色をつけて撮影するので、不自然な色になるのです。

屋内で撮影するときは、ホワイトバランスをオートにする方が無難です。

どのモードで撮影したらいいかわからない場合は、3パターン全て撮りましょう。
その中から、しっくりくる写真を選んでください。

※Canon 7D mark2に基づいて解説しています。
他の機種をお持ちの方は、取扱説明書と合わせてご覧ください。

※※カメラの機種により、ホワイトバランスの色、名称は異なります。

写真の無断使用を固く禁じます。

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